歯がぼろぼろになった。
そんな人に共通するのは、歯磨きをしない習慣です。
子どものころに歯磨きをしていなかったので、当たり前だと思う。
気づけば、歯が黄ばんでいたり、ぼろぼろに抜け落ちたりしてしまいます。
歯磨きの習慣がないまま大人になると大変です。
黄ばんだ歯のせいでイメージが下がり、くさい息のせいでいつの間にか他人にも迷惑をかけてしまう。
そんな状態では異性にモテるはずもありませんね。
単なる歯とはいえ、その影響は大きいです。
食後の歯磨きをうっかり忘れると、後からが大変になります。
歯磨きの習慣こそ、子どものときにしつけることです。
歯が生え始めれば、できるだけ早い段階で習慣にさせます。
食事が終われば、それで終わりではない。
きちんと汚れた歯を磨くまでを覚えさせる。
きちんとした親のしつけが表れる部分です。
理想は、やはり食事ごとの歯磨きです。
時間が経つと歯垢が歯に吸着して取れにくくなるので、食事の直後がおすすめです。
食後の歯磨きが、虫歯予防に最も効果的です。
どうしても一食ごとが難しければ、最低限、寝る前だけは必ずするようにしつけましょう。
寝る前に歯磨きを忘れると、寝ている間に虫歯が進行します。
歯磨きの習慣が一度身につくと、継続しやすいのが特徴です。
磨いた後の爽快感を知るからです。
慣れてしまえば、むしろ歯磨きをしないほうが落ち着かなくなります。
いつも歯を磨く習慣があれば、歯を磨かないほうが不自然になります。
ねとねとした口の中が気になるようになり、歯を磨きたくなります。
そういう気にさせれば、しつけは大成功です。
歯を磨いた後の爽快感が病みつきになり、夜、歯を磨かないと寝られなくなるほどです。
親ががみがみ言わなくても、自分から進んで歯磨きをするようになるのです。