落ち込んだときには、早く立ち直ろうとします。
元気がないときは、早く元気を出したいと思います。
早く回復したいと思うのは当然です。
不思議なことではありません。
しかし、逆効果になっている場合があります。
落ち込んでいるときこそ、なかなか気持ちの切り替えが難しい。
早く元気を出そうとしても、そう簡単にすぐ出るものではありません。
「早く元気を出したいなあ。早く早く!」
そう焦れば焦るほど、余計なストレスがかかり、回復しにくくなります。
ただでさえ、気が動転していますから、余計なストレスは与えないことです。
ポイントは「慌てず、騒がず、ゆっくり」です。
そもそも「早く回復しよう」という考えをやめることです。
タイムプレッシャーがなくなるだけでも、まったく気の持ちようは変わるはずです。
時間に任せましょう。
慌てず、騒がず、ゆっくり気長になっているのが一番回復は早いのです。