元気がないときこそ、体を動かせば、自然と元気が出てきます。
体の血液の流れがよくなるだけでなく、脳へめぐる血液量も増えます。
脳の前頭葉というところが活発になると、元気とやる気が出てきます。
テンションがぐっと上がります。
古代ギリシャの医師ヒポクラテスは「歩くことは最良の薬である」と言いました。
体の健康だけでなく、元気を出させ、落ち込みから回復させる効果まであるという万能の健康法です。
まだ医学が十分に発達していない古代から、散歩の効用は認知されていました。
散歩が習慣になっている人は、そもそも落ち込みにくい。
歩くことで、元気が出るからです。
元気がなくても、歩くとすぐ元気が出ます。
また、散歩をしていると、さまざまな景色を目にすることになります。
部屋の中でじっとしていても景色は変わらずなかなか気分転換はできませんが、外に出て散歩をすると、すぐできます。
ただ、ぶらぶら歩くだけでいい。
歩くことは、暗い気持ちがぱっと明るくなる最良の方法なのです。