執筆者:水口貴博

暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

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かっとなって頭から吹き上がる水蒸気を、パワーに変える。

かっとなって頭から吹き上がる水蒸気を、パワーに変える。 | 暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

18世紀、ジェームズ・ワットという発明家が、水蒸気を回転式の力へ変換することに成功しました。

わかりやすく言えば、水を入れたやかんが沸騰して出てくる水蒸気を、回転する力に変換できるようになりました。

回転に力を変えることさえできれば、あらゆる分野で応用が可能です。

ベルトコンベヤーも回転です。

自動車が前に進むのも回転です。

今のエレベーター・エスカレーター・自動車・電車も、すべて回転が動力源です。

それまでは人の手による「工場制手工業」が中心でした。

ワットが発明した回転式蒸気機関によって「工場制生産」が本格的になりました。

工場・鉱山・鉄道・汽船などあらゆるところに普及し、産業革命を進める主役となりました。

この革命は、実はあなたにも言えることです。

腹が立って、落ち着かないときがあります。

心の底から湧き上がる怒りを、パワーに変えます。

いらいらしたら、それで終わりにさせるのではなく、力に変換できないか考えましょう。

悔しさをバネに、勉強するのもいいでしょう。

いらいらを発散させるために、スポーツに打ち込んでもいいでしょう。

ため込んだフラストレーションが大きいほど、爆発も大きくなるはずです。

その爆発を「暴力」として発揮するのではなく「勉強」「仕事」「スポーツ」として発揮すればいい。

「暴力」として吐き出せば、警察に逮捕されます。

「勉強」「仕事」「スポーツ」として発揮すれば、多くの人から称賛されます。

吐き出す向きさえ間違えなければ、いらいらは強力な力になります。

あなたのいらいらは、大きな生産性を生み出します。

あなたの中にも産業革命を起こしましょう。

暗い気持ちがぱっと明るくなる方法(5)
  • いらいらを、人や社会に役立つパワーに変える。
忙しくなれば、嫌なことも忘れられる。

暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

  1. 見返りを期待しないほうが落ち込みにくくなる。
  2. 失ったものが「命」でさえなければ、やり直しはいくらでもできる。
  3. 人間は、ぎりぎりの状態でいい名案を出す。
  4. 諦めない心こそ、本当の才能。
  5. かっとなって頭から吹き上がる水蒸気を、パワーに変える。
  6. 忙しくなれば、嫌なことも忘れられる。
  7. 背伸びをすると、悪循環から抜け出せる。
  8. 元気を出す方法は実に単純。
    おいしいものを食べるだけでいい。
  9. 性格は明るくても暗くてもいい。
    大切なことは元気であること。
  10. 落ち込んだ経験は、心が強くなる転機になる。
  11. すべてうまくいかないときは、神様からの「休憩しろ」というメッセージ。
  12. 「うん」となっているときは、無意識のうちに呼吸が浅くなっている。
  13. 足りないのは、自分を褒める習慣。
  14. 一度に多くのことに手を出さない。
    確実にできる1つのことから始める。
  15. なぜ俳優は、いつも元気なのか。
  16. 深く落ち込んだときは、この世と人生について深く考える機会になる。
  17. 本屋は心の病院だった。
  18. 元気がないときこそ、フレッシュでナチュラルなフルーツがおすすめ。
  19. 早く回復しようとすればするほど、余計に焦って回復しにくくなる。
  20. 体調がいいと、落ち込みにくく、元気も出やすくなる。
  21. 行き詰まったときは、とりあえず寝るのが一番。
  22. 散歩が習慣の人は、落ち込まない。
  23. 数字がカウントされている様子を目にすると、元気が出てくる。
  24. 陶酔することは、元気のないところから抜け出す突破口になる。
  25. 真の楽観主義とは、反省と改善をきちんとすること。
  26. 反省と改善ができれば、きっぱり忘れていい。
  27. あなたのトラブルは、他人から見ると、実はそれほど大したことない。
  28. 波長を無理やり変えるのではなく、今の波長に合った行動をする。
  29. ペットショップほど、癒される場所はない。
  30. 完璧ではない人間が完璧主義を目指すのは、そもそも無理がある。

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