学校のクラスには「人気者」と言われる人が1人はいます。
そういう人の周りには、いつもたくさんの人が集まります。
面白い人に人が群がるのは、どこでも共通です。
一方、クラスには人気のない人も、1人はいます。
そういう人には誰も友人がいないので、1人で寂しそうにしています。
人気がないので閑古鳥が鳴いています。
しかし、すべての人には、素晴らしい部分があります。
ただ、初めから面白さを「発揮している人」と「隠れている人」がいます。
そういうものです。
「人気のない人には隠れた面白さがある」と、逆に考えましょう。
その面白さを見つける力を身につけたとき、あなたの対人関係は大きく幅を広げます。
私は、すべての人はダイヤモンドの原石だと思っています。
生きているからには、輝きがないはずがありません。
面白くない人こそ、可能性を秘めています。
初めから輝いている人もいれば、磨いてから輝き始める人もいます。
ダイヤモンドと同じです。
人気のない人に話しかけることで、相手の可能性を引き出し、面白くなるまで会話を掘り下げ続けていきます。
無口で面白くない人にも、必ず「意外な面白さ」があります。
ただ表現していないだけです。
面白くない人だから決め付けて話をしないと、いつまで経っても面白さを発見することはできません。
あなたが発見すればいい。
その秘められた可能性を見つけるのは、あなたの仕事です。
その意外な行動が、あなたの対人関係の幅をうんと広げます。
話をしないから面白くないだけであって、話をしてみると面白いことは1つや2つ出てきます。
変わった話し方をしたり、意外な分野に詳しかったり、特殊な感性があったりします。
人気のない人は、人と会話をすることが少ないので、自分でも可能性に気づいていないだけです。
話せば話すほど、面白さが出てきます。
それが、ダイヤモンドの原石を磨くということです。