執筆者:水口貴博

対人関係のストレスが小さくなる30のスキル

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人に囲まれている環境は、それだけで幸せ。

人に囲まれている環境は、それだけで幸せ。 | 対人関係のストレスが小さくなる30のスキル

あなたの身近にいる友人は、友人でありながら、実は家庭教師です。

友人とはいえ、いらいらすることもあるでしょう。

そういうときは、自分の人間性を高めるチャンスだと思ってください。

思い込もうとするのではなく、事実としてそうです。

1920年にインドで、オオカミと共に暮らしていた子ども2人が発見され、話題になったことがあります。

アマラとカマラです。

幼少期は、オオカミに育てられていたため人との関わりはありませんでした。

そのため人に発見されたときには話すこともできず、歩くときも両手両足の4本を使っていたといいます。

食事をするときも、犬のように地面に置かれた皿に顔を近づけて食べていました。

情緒も不安定で、怒りを表現するときも、オオカミのようにうなっていたと言います。

オオカミに育てられたので、オオカミのようになってしまいました。

人間は、人間の中で成長します。

人の中で成長してこそ、人らしくなれます。

人と接しない引きこもりでは、感情や個性も伸びません。

多くの人と触れることそのものが、勉強であり、成長です。

そういう意味で、今あなたの周りにいる両親・友人・先生だけでなく、すべての人が先生です。

まったく知らない見ず知らずの人も、あなたにとってプラスしかありません。

家庭教師です。

人間らしい行動、発言、態度だけでなく、時には腹立たしい出来事も与えてくれます。

そのすべてが勉強であり、成長です。

今、自分が人間に囲まれて生きているという幸せに気づくことです。

「人間」という字は「人の間」と書きます。

「人間が人間でいられるのは、人の間にいるから」という、まさにそれなのです。

対人関係のストレスが小さくなるスキル(27)
  • 「人の間」にいることの幸せに、気づく。
どれほど自分にけちでも、人にはけちになるな。

対人関係のストレスが小さくなる30のスキル

  1. 小さくてもいい。
    まずは明るくなることから始めよう。
  2. 完璧な人は1人もいない。
    だからおおらかになろう。
  3. 悪くないときこそ、謝ろう。
  4. 目を見て感謝すれば、感動がもっと伝わる。
  5. 「あと30分しかない」ではなく「まだ30分もある」と考える。
  6. 他人の態度を変えさせるのは、実は簡単。
  7. 考えを押し付ける議論はしない。
  8. 自分でできることは、自分でする。
  9. 相手の犯したうっかりミスを、意外で驚きのイベントとして受け入れる。
  10. 人とぶつかっても「こら!」と怒鳴るのではない。
  11. 人との出会いは、すべて宝石との出会いである。
  12. ご祝儀に迷ったら、高いほうがいい。
  13. 私たちは、プレゼントを買うお金のために働いている。
  14. どんなにお金持ちになっても、他人を喜ばせるために使わない人は、心の貧乏だ。
  15. 意見がぶつかる原因は、あなたの理解不足が原因だ。
  16. 私たちのいらいらは、どれも茶番劇。
  17. 突然のキャンセルを、笑顔で受け入れる。
  18. お風呂に入って汗を流せば、その日のストレスがリセットできる。
  19. 誰でも一度は失態を犯す。
    大切なのは反省すること。
  20. 人に優しくできる人は、かつて人に冷たくされた経験を持っている。
  21. 言い訳は「ごめんなさい」と謝った後にする。
  22. 当たり前の挨拶を、心がける。
  23. お互いをよく知っているようでも、実はまだ知らないことがたくさんある。
  24. 態度が悪いと、反抗したくなるのが人間。
  25. 相手が避けようとする話題を、むやみに探ろうとしない。
  26. すべての人には、面白い部分が必ずある。
  27. 人に囲まれている環境は、それだけで幸せ。
  28. どれほど自分にけちでも、人にはけちになるな。
  29. 「違う」「間違っている」を、口にしない。
  30. 別れ際の余韻を、気持ちよくしよう。

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