人間は、あるとき、腹が立つことがあります。
人間関係では、よくあることです。
一時的な怒りのせいで、人に冷たく当たってしまうことがあります。
そのときには、気分がいらいらして、思わぬ発言や行動をしてしまいます。
しかし、しばらく経って気分が落ち着くと、自分のしでかしたことが急に恥ずかしくなります。
いらいらしているときは、自制心を失っている状態です。
そんな自分では、自分らしからぬとんでもない発言や冷たい態度を取ってしまっています。
「ちょっと言いすぎた。冷たく接しすぎた。ああ、恥ずかしい……」
後になり、自分の行為に赤面します。
人間ですから、誰にもそういうこともあります。
大切なことは、その後です。
過ちを犯して赤面したら、必ず反省することです。
謝って、関係を修復させましょう。
同じようなことが二度と起こらないように、自分に誓います。
今後同じシチュエーションがあっても、自分を抑えることができるようになります。
以前にも同じことがあったので、脳が慣れて、感情や気分を抑制しやすくなります。
この繰り返しです。
失態を犯して過ちに気づき、反省することで人間は成長します。
誰にも過ちはありますから、初めから過ちを避ける必要はありません。
大切なのは、反省です。
これがあれば、過ちがあっても立ち直り、成長ができるのです。