物覚えが悪い人は、将来に対して明るい印象がありません。
「覚えてもどうせ忘れる、役立たない」と、悲観しています。
そう思っては、勉強する意欲が湧かず、物覚えも悪くなってしまうのも当然です。
具体的で明るい将来のイメージができていないからです。
たしかに勉強は、覚えてもどうせ忘れるし、役立たないこともあります。
しかし、忘れない工夫をして、役立たせることが、本当の勉強です。
明るい印象を先に作り、後からわくわく・どきどきして、やる気を奮い立たせます。
誰もが素晴らしい自分を想像すると、わくわくして、元気が出てきます。
知識が豊富になれば、学業の成績は上がり、仕事ができるようになり、公私ともに豊かになります。
勉強するということは、自分を高める行為です。
それがしっかり自覚できていれば、勉強はしたくてたまらなくなります。
勉強ができることほど、幸せな瞬間はないと感じます。
物覚えがいい人は、素晴らしい将来の自分を想像できています。
知識や知恵を身につけると、あるのはプラスだけです。
大学受験に合格することができる。
会社で仕事のできる人になれる。
豊富な知識で幅広く会話できる。
こうした素晴らしい自分を想像しています。
将来の自分が豊かになることがわかれば、勉強へのやる気は、止まらないほど吹き出すことでしょう。
現に、今の私がそうです。
勉強すること、覚えることが楽しくて仕方ない状態です。
当然、自分から進んで勉強しようという姿勢があれば、物覚えもよくなるでしょう。
そういう素晴らしい将来の自分を想像することです。
わくわくし始めて、おのずから物覚えもよくなるのです。