忘れないために「そもそも覚えない」という方法もあります。
覚えるから忘れます。
そもそも人間は、覚えることより、忘れるほうが圧倒的に得意です。
物覚えが悪いと悩むなら、いっそのこと覚えなければいい。
では、覚えずにどうするのかというと、メモ用紙に書いてしまえばいい。
100円ショップで売っている、メモ用紙で十分です。
たった100円でも、絶大な効果があります。
メモに書いたことは、消しゴムで消さないかぎり、生涯残り続けます。
忘れることが得意な人間の脳より、はるかに頼りになるのが、たった100円のメモ用紙です。
メモを取ったメモ用紙は切り取って、目につきやすいところに張っておきましょう。
机に置いたり、壁に貼ったり、ドアに張ったりすれば、実生活の中で必ず見ますから「うっかり」を防げます。
もし、メモ用紙やペンを携帯するのが面倒という人は、台所、ベッド、勉強部屋など複数の場所に置けばいい。
ペンもメモ用紙も、高価ではありませんが、効果は絶大です。
たくさん買って生活の要所に置いて「覚えない工夫」をしましょう。