執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

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いきなり分厚い本を手にしない。薄い本から手をつける。

いきなり分厚い本を手にしない。薄い本から手をつける。 | 物忘れを防止する30の方法

かっこつける人は、物覚えにも影響を与えます。

特に、見栄や体裁を気にする人は要注意です。

本屋へ行って、勉強のために本を選ぶとき、あなたはどのような本を選びますか。

見栄や体裁を気にする人は、決まって「分厚い本」を選びます。

分厚い本を読んでいると、それだけでかっこよく、知的に見えるからです。

分厚い本を片手に持っているだけで、なぜか頭が良い人のように見えます。

薄い本を読んでいると、幼稚に思われそうなので、避けてしまいます。

特にいい年をした大人ほど、そういう傾向があります。

いい大人が、今さら小学生が読むような薄い本なんてかっこ悪くて、読んでいられないと思います。

しかし、新しい分野の勉強を始めるとき、いきなり分厚い本に手を出すと、たいてい失敗します。

解説のレベルが高かったり、難しい専門用語が頻繁に使われたりするため、話についていけなくなります。

レベルの高い内容を読み切るためには時間もエネルギーも必要で、挫折する可能性が高いです。

挫折をしては、台無しです。

勉強を始めるためには、挫折をしない工夫が必要です。

初心者は、基本に従い、小学生の読むような薄くて字の大きな本を選ぶことがポイントです。

薄い本は、内容が乏しいと思われがちですが、実は逆です。

字が大きくて、字数に制限があるため、本当に重要な部分だけを簡潔にまとめています。

恥を捨てて基本に従い、段階を踏んで学ぶ人が、成長します。

学んだうえで、さらに知識を求める気持ちがあれば、そのとき初めて分厚い本に手をつければいいのです。

物忘れを防止する方法(9)
  • 薄い本から勉強を始める。
言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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