段取りを整えるためには、あらかじめ流れを紙に書く、という作業です。
行き当たりばったりで対応を考えるのではなく、あらかじめ流れを考え、前もって対策を立てておきます。
作業がスムーズに進みます。
たとえば、プログラミング言語です。
私は、HAPPY LIFESTYLEの運用を効率化するため、プログラムを作ることがあります。
お気に入りの言語は「Bash」というプログラミング言語です。
プログラムを組むときには、いきなり書き始めることは、まれです。
あらかじめ流れを紙に書いて、ストーリーを整えてから、プログラムを組みます。
単純なプログラムなら、いきなり書くこともありますが、ほとんどの場合、紙に書いてからプログラムを書き始めます。
この「流れを紙に書く」という作業が、なにより肝心です。
もちろん「流れ」だけでなく、考えられる「問題」と「対策」があれば、同時に記入します。
プログラムの規模が大きく、複数人で協力して言語を組み立てるときには必要な作業です。
なぜ、これが必要なのかというと、頭の中だけで考えていると、イメージが困難になるからです。
複雑な処理は、頭の中だけで考えるには、規模が大きすぎます。
頭の中だけで想像するより、紙に書けばいい。
また、複数人で作業をする場合、人によっては考え方や捉え方の違いもあります。
流れる処理は、矛盾がなく、つじつまが合っていなければいけません。
混乱や誤解をなくし、考え方の違いやイメージの違いを埋めるために、紙に書いて意識を合わせる必要があります。
プログラムの善しあしは、この流れを考え、紙に書く作業にあるといっても過言ではありません。
プログラムを組むときには、この前準備に一番時間をかけることが重要なポイントになるのです。