執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。

段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。 | 段取り力を高める30の方法

段取り上手は、2つの力があります。

  1. まとめる力
  1. 分ける力

まず「(1)まとめる力」は、面倒な作業のときに必要不可欠な知恵です。

苦手なこと、大変なことは、1つにまとめようとします。

荷物を運ぶときに、どうせ運ぶなら、1つにまとめ、1回で済ませようとします。

体力も時間も節約できるからです。

引っ越しの準備を、想像しましょう。

たくさんの小物を、一つ一つ運ぶのでは手間がかかりますよね。

しかし、大きな段ボール1箱にまとめてしまえば、運ぶのも一度で済みます。

このように段取り上手は「まとめる力」があります。

さて、もう1つのポイントは「(2)分ける力」です。

段取り上手が何でもかんでもまとめることかというと、そうではありません。

自分が好きなことに関しては、あえて分けて、手間を作るのです。

好きなことは、1回で済ませるのではなく、あえて小分けにして、手間を作りたくなります。

たとえば、好きな人とのデートです。

好きな人とのデートは、1回のデートでまとめるようなことはしませんし、したくありません。

好きだからこそ、あえて小さく分けて、回数を増やしたくなります。

「今回は、ディズニーランドに行こう」

「次に会うときには、映画を見に行こう」

「次に会うときには泳ぎに行こう」

あえて、楽しみを小分けにします。

好きな人とは、何度も会いたいし、手間をかけたくなります。

接触回数を増やしたくなります。

また手間をかければかけるほど、愛情は相手に伝わります。

頻繁に会うことで、お互いの心の距離は次第に近づき、恋も楽しめます。

これが、段取りです。

好きな人との関係は「まとめる」のではなく「分けたくなる」のです。

「まとめる力」と「分ける力」を、上手に身につけましょう。

段取り力を高める方法(15)
  • 大変なことは1つにまとめ、好きなことは小分けにする。
好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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