執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。

「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。 | 段取り力を高める30の方法

本当に賢い人は、的を絞るのが上手です。

自分にとって本当に大切なことだけに的を絞り、一点に集中します。

仕事でも、勉強でも、恋愛でも、対象を絞るのが成就するポイントです。

頭のいい人は、何でも勉強ができて博識だというイメージがあります。

たしかに博識なら、生活を工夫したり、効率を上げたりできるでしょう。

「知ることがいいこと」だとは限りません。

たくさんの情報があふれ、何でも見ることができる時代になりました。

目に飛び込んでくる情報すべてをうのみにしていると、すぐ情報の波に溺れます。

特に、芸能関係の情報は、ほとんど見聞きしなくても、生活に支障はありません。

誰かが結婚した、離婚した、めているという話は、聞いたところで何の役にも立ちません。

「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換します。

「知らぬが仏」という言葉があります。

知ってしまうと、自分と比べてしまい、妬みや恨む気持ちが湧いてしまいます。

しかし、そもそも知らなければ、妬みや恨む気持ちが湧くことはなく、心の平穏は保たれます。

余分な情報によって、流行に流されたり、人に流されたりと、本来の自分らしくない行動をしてしまいます。

しかし、そもそも知らなければ、流されることはなく、自分の内面に集中でき、自分らしい生き方ができることでしょう。

知っていればいい、というわけではありません。

知らないほうがいい、という場合があります。

知らないほうが、人生の豊かさにつながるということです。

今まであなたは「知ろうとする努力」をして生きてきました。

しかし、知りすぎてしまったがゆえに、流行や話に流され、どれが本物かわからなくなり、心が乱れています。

これからは「知ろうとしない努力」をすることです。

新聞・テレビ・雑誌など、たくさん読むのではなく、自分に必要な情報だけを選択する時代です。

捨てることで豊かになる時代になるとは、神様仏様も驚きなのです。

段取り力を高める方法(20)
  • 知ろうとしない努力をする。
段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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