執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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旅の帰りに旅をする。

旅の帰りに旅をする。 | 段取り力を高める30の方法

私がアメリカを旅行したときのことです。

たまたま夏休みの時期と重なり、なかなか航空券が思うように取れませんでした。

日本から直接アメリカへ行く旅券は何とか取れましたが、アメリカから日本へ直接向かう旅券は、予約がいっぱいで取れません。

ようやく取れたチケットは「アメリカ発、韓国経由、日本行き」というものでした。

さらに不運なことに、韓国経由と言っても、韓国で一夜を過ごさなければなりません。

飛行機代もかかり、また韓国のホテル代や交通費も余分に必要です。

私は最初「何とか旅券は取れたけど、時間もお金もかかって面倒だな」と思っていました。

しかし、ふと、少し考え方を変えてみました。

「帰りに韓国へ立ち寄るなら、韓国も観光すればいいじゃないか!」

韓国経由を、うまくプラスに考えました。

こう考えると、時間もお金も無駄とは思えなくなります。

旅の帰りに旅をする、ということです。

せっかく韓国に立ち寄るなら、韓国も観光しないと損だと思いました。

行動したときに、その行動でほかの行動もできないかと考えましょう。

行動のためには、重い腰を上げなければいけません。

人間は、行動するときには早いですが、行動するまでが長いです。

1つの行動をするときに、ついでに2つも3つも合わせて行動すれば、時間もエネルギーも節約できるのです。

段取り力を高める方法(9)
  • 旅の帰りに、旅をする。
段取りの下手な人は、会話を減らす。
段取りの上手な人は、会話を増やす。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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