段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のことです。
今、目の前にある仕事の効率を第一に考えるのではなく、一歩先の未来を考えた行動を第一に考えます。
たとえば、電車の乗り降りです。
段取りを考えない人は、ただ電車に乗ります。
しかし、段取り上手は、降りるときのことを考えて、乗れます。
もちろん初めて乗る電車のときにはわかりませんが、いつも同じ電車に乗っていると、電車の動きがわかるようになります。
どの車両の、どのドアから乗れば、降りるときにベストなポジションなのかがわかるようになります。
改札口に一番近い車両とドアがどの辺りなのか、見当がつくようになるということです。
降りる場所のことを考えて電車に乗れば、降りてからの時間のロスを小さくできます。
特に、朝の通勤ラッシュのような一刻を争うときには、欠かせない段取りです。
電車に乗るときではなく、降りるときのことを考えて、行動しましょう。