試験合格を目指すとき、大切なことは「100点を目指さない」という姿勢です。
およそ、80点から90点を目指しましょう。
たいていの各種試験は、合格ラインを70パーセント~80パーセントとしています。
スコアが80点から90点を安定して取れれば、十分合格できるラインです。
では、なぜ100点を目指してはいけないのでしょうか。
膨大な時間がかかりすぎるからです。
時間対効果が、100点に近づくにつれ、薄くなります。
100点に近づくにつれ、反比例して、時間もかかるようになります。
一例として挙げれば、次のようなイメージです。
60点までは、20時間。
70点までは、40時間。
80点は、80時間。
90点は、160時間。
95点は、320時間。
100点は、1000時間。
これは単なる例の1つですが、ほとんどの試験において、この法則が当てはまります。
100点に近づくにつれて、勉強時間が必要です。
安定して合格を取りたければ、80点から90点を目指すことです。
90点から95点を目指そうと思うと、倍以上の時間がかかります。
95点から100点は、もう計り知れない勉強量が必要です。
もちろん試験に応じて合格ラインが異なりますので、状況に応じて判断しましょう。
大切なことは「とにかく100点は目指すな」ということです。
100点を目指す時間があれば、ほかの試験勉強に時間を回したほうが、得策です。
90点も取れれば十二分であり、実質100点と思っていいくらいなのです。