執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

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100点を目指さない。90点も取れれば十二分。

100点を目指さない。90点も取れれば十二分。 | 成績が上がる30の勉強法

試験合格を目指すとき、大切なことは「100点を目指さない」という姿勢です。

およそ、80点から90点を目指しましょう。

たいていの各種試験は、合格ラインを70パーセント~80パーセントとしています。

スコアが80点から90点を安定して取れれば、十分合格できるラインです。

では、なぜ100点を目指してはいけないのでしょうか。

膨大な時間がかかりすぎるからです。

時間対効果が、100点に近づくにつれ、薄くなります。

100点に近づくにつれ、反比例して、時間もかかるようになります。

一例として挙げれば、次のようなイメージです。

60点までは、20時間。

70点までは、40時間。

80点は、80時間。

90点は、160時間。

95点は、320時間。

100点は、1000時間。

これは単なる例の1つですが、ほとんどの試験において、この法則が当てはまります。

100点に近づくにつれて、勉強時間が必要です。

安定して合格を取りたければ、80点から90点を目指すことです。

90点から95点を目指そうと思うと、倍以上の時間がかかります。

95点から100点は、もう計り知れない勉強量が必要です。

もちろん試験に応じて合格ラインが異なりますので、状況に応じて判断しましょう。

大切なことは「とにかく100点は目指すな」ということです。

100点を目指す時間があれば、ほかの試験勉強に時間を回したほうが、得策です。

90点も取れれば十二分であり、実質100点と思っていいくらいなのです。

成績が上がる勉強法(7)
  • 100点を目指さないようにする。
基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。

成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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