「早寝早起き」という言葉は、すでにあなたもご存じの言葉でしょう。
その言葉のとおり「早くに寝て、早くに起きる」という意味ですが、ポイントがあります。
この2つは、必ずセットになっていなければならないということです。
バランスが崩れてしまうからです。
「遅寝早起き」ではいけません。
「早寝遅起き」でもいけません。
早く寝て、早く起きるという「早寝早起き」が最もリズムがよく、生活サイクルが一番安定します。
早く起きるためには、早く寝なければなりません。
睡眠時間を削っては、せっかくの早起きも気持ち悪くなり、台無しです。
人間には、疲れを回復させ、気持ちよく起きられるための、最低限必要な睡眠時間があります。
私には7時間くらいです。
人によってさまざまでしょう。
この睡眠時間を下回ってしまっては、脳の回転が鈍くなり、調子がなかなかでません。
睡眠不足で起きるときには「なぜ自分はこんなつらい人生を歩んでいるのだろう」と、ついマイナス思考になります。
元気が出ないだけでなく、考え方までマイナスになってしまうのが、睡眠不足の悪影響です。
また睡眠時間が長すぎることも、体調に悪い影響を及ぼすようです。
8時間を越えたくらいから、再び疲れがたまり始めるという説があり、ただ長く寝ればいいわけではないようです。
「遅寝早起き」では睡眠時間が短くなりすぎ「早寝遅起き」では睡眠時間が長くなりすぎてしまいます。
「早寝早起き」は、ありふれた言葉ではありますが、このリズムが人間の生活サイクルには最も適しているのです。