あなたの未来を決めている要因は何でしょうか。
お金でしょうか。
才能でしょうか。
私が学生のころに、こんなジンクスがありました。
あなたも一度は、聞いたことがあるのではないでしょうか。
「朝食を抜く人は、試験に失敗する」
朝の時間は、夜の時間より濃い時間になります。
朝の1時間は、夜の4時間にも5時間にも匹敵します。
夜は、誘惑が多い時間帯です。
太陽の光は、時間帯によって変わります。
朝の日光と昼前の日光。
同じ光でも、違います。
夜は、ごまかしの時間帯です。
まやかしの時間帯です。
薄暗く、誘惑が多く、疲れもたまっているために、正しい判断がしにくくなる時間帯です。
あなたは早起きをして、得をしていますか。
日本のことわざに「早起きは三文の得」という言葉があります。
朝早くに起きることは、3つの得があるといわれています。
「早寝早起き」という言葉は、すでにあなたもご存じの言葉でしょう。
その言葉のとおり「早くに寝て、早くに起きる」という意味ですが、ポイントがあります。
この2つは、必ずセットになっていなければならないということです。
朝起きた後、水を飲んでいますか。
人間は寝ている間に、体温調整のため、およそ200mlの水分が失われています。
200mlといえば、コップ1杯分です。
私が高校3年のころ、受験勉強のため、朝早くに登校していました。
授業が始まる2時間くらい前に登校して、教室で勉強していました。
たいてい私が一番早く登校するのですが、しばらくして「矢野君」と「田中君」という男子学生も早くやってきました。
あなたは、朝、だらだらしてしまうタイプの人ですか。
もしそうなら、一度、パジャマに原因があるのではないかと疑ってみましょう。
朝にだらだらしてしまうのは、パジャマが原因となっていることがあります。
寂しくなるのは、決まって夜です。
喧嘩をするのも、決まって夜です。
くよくよ悩むのも、決まって夜。
夜は自然とマイナス思考になりやすい時間です。
考え事は、前向きな心になっていないと、話が進んでいきません。
夜は寂しく、悪いことばかりを優先して考えがちです。
あなたは朝、音楽から元気をもらっていますか。
朝の音楽は、元気が出る特効薬です。
朝にテンションの高い音楽を聴くと、テンポがあがります。
夜の出会いと、朝の出会いがあります。
夜にある出会いとは、合コン、飲み会、コンパなどです。
男女が入り乱れて、みんな、恋人探しを本当の目的としていながら、そんな表情を隠して参加しています。
「朝、弱いんです」
「夜型人間なんです」
朝、なかなか起きられない人に共通する口癖です。
思い出しましょう。
お昼くらいまで寝ていると、決まってその日1日は、だらだらになっていませんか。
不規則な生活には、テンポもなく、目の下にクマができたり、顔がやつれてしまったりします。
朝ほど、吸収力の高い時間帯はありません。
脳は刺激を求める性質があります。
人間は、睡眠中何もしていませんから、朝起きた瞬間は「吸収したい」という意欲が強くなっています。
人間の体内時計は、24時間ではないことをご存じですか。
正しくは「およそ24時間10分」といわれています。
以前は「25時間」という説が多く聞かれましたが、現代の最新研究によると「およそ24時間10分」が有力です。
私は、平日は会社があるため、やむなく目覚まし時計に頼ってはいますが、週末はそれを使わずに起きています。
朝の日光によって、少しずつ部屋の中が明るくなり、自然と起きられるようにしています。
朝日が目覚まし時計の代わり、といったところです。
太陽は、地球共通の目覚まし時計です。
たとえイタリアへ旅行にいって、目覚まし時計を忘れても、しっかりそこには自然の目覚まし時計があります。
太陽です。
次の日、好きなことが待ち受けているとわかっているだけで、自然と朝起きられるようになります。
遠足の日、ピクニックの日、デートの日、旅行の日には、朝は難なく起きられるはずです。
いえ、時には目覚まし時計より早く起きてしまうほどです。
女性にとって朝は、お化粧をする時間です。
寝起きはスッピンで、その人本来の素顔になっています。
これは、観光地でも同じことなのです。
朝はチャンスに満ちています。
どのようなチャンスかといえば、あらゆるチャンスです。
朝のジョギングは、ダイエットのチャンスです。
あなたの部屋は、ずっと閉めきったままの部屋になっていませんか。
もしかして、朝起きても、窓を閉めたままの状態ですか。
窓を閉めきっていると、だんだん新鮮な空気が失われます。
朝は最も仲直りがしやすい時間です。
夜は疲れといらいらがたまり、話しかけてもなかなか真剣に聞いてくれません。
喧嘩は決まって、いつも夕方から夜にかけて起こります。
やらなければならないこと、面倒なことを、朝のうちに済ませておくと、その日1日が楽になります。
朝に起きてすぐできないと、その日1日は自然とだらだらになります。
起きてすぐはちょっと眠いからと「後でいいか」と後回しにしていると、どんどん後回しになります。
朝のペースが、その日1日のペースを作るといっても過言ではありません。
朝にでたスピードは、その日のスピードの基本形です。
早起きをした日は、その日はいつもより長く感じられます。
早起きをしようとすることは、少なからずエネルギーを必要とします。
そんな早起きをしてまでしようと思うことは、あなたが本当に好きなことです。
好きなことでないと「早く楽しみたい」と思うはずもなく、朝からしようとさえ思いません。
あなたは、早起きをして快感を味わったことはありませんか。
「ほかの人より早くスタートできている!」
「みんながまだ寝ている時間に、私はもう勉強をしている」
・大学受験の合格
・スポーツ試合での勝利
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