夜は、ごまかしの時間帯です。
まやかしの時間帯です。
薄暗く、誘惑が多く、疲れもたまっているために、正しい判断がしにくくなる時間帯です。
昔、夜にラブレターを書いたことがあります。
朝起きて読み直すと、恥ずかしい内容に赤面し、破って捨てたことがあります。
夜は妄想が膨らみ、テンションが高くなり、いつもの自分ではなくなっているからです。
お酒を飲んで酔っ払うといえば、決まって夜ですね。
夜は、自制心を失う時間帯です。
夜に重要な判断をすることは、危険が伴います。
いつもの自分ではない自分が判断することですから、間違った判断でも、気づかない場合が多いのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
重要な判断は、朝にすることです。
夜に自制心を失っていても、朝は正気に戻っています。
朝の判断は、常に正しい。
睡眠を取ることで、興奮した脳は落ち着きを取り戻します。
朝日が、あなたを元の世界へと引きもどし、狂気を取り除いてくれます。
重要な判断をするなら、朝がもってこいです。
社会では、重要な会議ほど、午前中に行われます。
重要な会議を午後に行う会社は、間違った判断をしてしまいがちです。
お昼に行われる会議は眠気が伴い、夕方の会議は疲れがたまっているため、だらだらします。
夜の会議は、もはや雑談会議となっているほどです。
いずれにせよ、正しい判断が難しくなります。
それに比べ、午前中は頭の回転がいいため、会議において正しい判断をしやすくなります。
夜に決断していませんか。
夜に決めたことは、自分ですら間違っていることに気づかないものです。
判断、決断は、朝にすることが大切なのです。