次の日、好きなことが待ち受けているとわかっているだけで、自然と朝起きられるようになります。
遠足の日、ピクニックの日、デートの日、旅行の日には、朝は難なく起きられるはずです。
いえ、時には目覚まし時計より早く起きてしまうほどです。
好きなこと、わくわくすることを考えていると、朝は気持ちよく起きられるようになります。
そのためには、次の日の楽しいことを想像しながら寝るようにしましょう。
嫌なこと、嫌いなことを考えていると、寝つきが悪くなり、寝起きも悪くなります。
「そうは言っても、実際につらい毎日があるんだから、考えたくても考えられない」
そういう人もいるでしょう。
私も仕事上、つらい時期があり、次の日のことを考えるだけでブルーになったことがあります。
では、そんなとき、せめてつらいことを考えないようにしましょう。
忘れてしまうのです。
楽しいことを考える余裕がなければ、せめてつらいことを考えないように努力することです。
つらいことばかりを考えていると、もっと気持ちが落ち込み、思っている以上に精神的に負担を与えます。
まだ起こってもいないことを、自分の中で大きく膨らませて考え、疲れることほどもったいないことはありません。
これ以上、気持ちを落ち込ませないために、つらいことがあるとわかっているときは、あまり考えすぎないようにすることなのです。
「楽しいことは積極的に考える、つらいことは積極的に考えない」
これを意識するかしないかで、気持ちに大きな違いが出てくるのです。