寂しくなるのは、決まって夜です。
喧嘩をするのも、決まって夜です。
くよくよ悩むのも、決まって夜。
その昔から、夜には魔性の力が宿っているといわれていました。
太陽は神とあがめられ、夜は魔物が宿ると恐れられていました。
夜になると自然と人間の心がおかしくなり、夜には魔物がひそんでいるからだと思われていた時期があります。
夜は正常な判断を狂わせてしまい、思考をおかしくさせてしまいます。
暗い印象としては「黒」ですが、夜を象徴した色でもあります。
夜に近い色ほど、人間には暗くてマイナスなイメージとして認識されています。
一方、明るい印象として知られる「赤」「オレンジ」「黄色」「ピンク」は、太陽を象徴する色です。
太陽に近い色ほど、人間にとって明るい印象となり、心に対してプラスに働きかけます。
太陽は、昔から人間にはなくてはならない存在です。
太陽から、人が生まれたからです。
人間の生みの親は、太陽です。
太陽があるから、地球が生まれ、植物や人が誕生しました。
人間も、元はといえば、太陽があってできた生き物です。
人間が先にできて、太陽ができたわけではありません。
太陽ができて、人間が生まれたという順番です。
この順番をひっくり返すことはできません。
まさに、人間は太陽があってのおかげなのです。
地球や、火星や木星が太陽を中心として回っているように、人間も太陽を中心に回っています。
そうすることが、人間にとって最も健全なのです。
太陽がない生活は、人間にとってもマイナスです。
夜は、太陽がありません。
人間は元気がなくなり、判断、思考がおかしくなり、寂しくなり、悩み始め、くよくよ精神的な部分にまで影響をするのです。
夜に寂しくなったり、悩んだり、くよくよしてしまえば、とりあえず寝てしまいましょう。
朝になるまで待つのです。
どんな夜も、必ず朝がやってきますし、太陽が顔を出します。
どんなにくよくよしたことも、朝になればけろりとしています。
夜に寂しい気持ちになっても、朝になればすっかり忘れています。
それは太陽のおかげであり、日光があなたに正気に戻してくれているのです。