あなたの身近に趣味を満喫している人はいませんか。
日頃から趣味をたっぷり楽しんでいます。
「今日も仕事が終わったら○○をする。次の週末にはライブに行く。この前は○○に出かけて遊んできた」と嬉しそうに話します。
趣味仲間もたくさんいて、毎日充実しているようです。
そんな人を見て「趣味を楽しんでいていいな。羨ましい。私ももっと趣味の時間がほしい」と思うかもしれません。
ここがポイントです。
もともと暇があって趣味を楽しんでいるように思われますが、実は違います。
暇が余っているわけではありません。
趣味のために一生懸命暇を作っているのです。
社会人は誰でも忙しい。
「趣味をする暇があっていいな」と思ったら、その人の様子をじっくり観察してみてください。
趣味の時間を捻出するために、努力をしているはずです。
なんとか定時で終わらせようと、業務中は仕事に集中しているでしょう。
私語は慎み、仕事の無駄は省き、効率よくこなします。
仕事が遅れることがないよう、やるべきことはきちんとやっているはずです。
わずかな隙間時間も有効活用しているはずです。
待ち時間や移動時間はぼうっとせず、最大限に活用しているでしょう。
遊びの誘いや行きたくない飲み会は、すぱっと断っているはずです。
何かを得るためには、何かを捨てなければいけません。
そうした努力をしているから、趣味の時間を捻出できているのです。
何の努力もなく趣味の時間をぽんと手に入れられるのは、一部の恵まれた特権階級の人だけです。
自然と趣味の時間が手に入っているわけではなく、相応の努力をしているということです。
「趣味をする暇があっていいな」と思うことがあれば、自分もその人の時間捻出の努力を見習うことです。
突然暇ができるような魔法はありません。
その人の積極的な姿勢を学べば、自分も同じように趣味の時間を捻出できるはずです。