断ることは、嫌われることといっても過言ではありません。
断る練習も、嫌われる練習ということです。
断るときに見る顔色は、他人の顔色ではなく、自分の顔色です。
自分が嫌だなと思えば、単純に断ればいい。
自分に素直になっていれば、断ることは難しいことでもないのです。
ただ素直に、YesかNoを口にするだけです。
しかし、他人の顔色をうかがって気にしてしまったとたん、急に断りにくくなります。
「嫌われたくない」という意識が働くからです。
他人の顔色を見てしまったからいけないのです。
人間ですからどうしても嫌われたくない意識は働いてしまいます。
断るときに見る顔は、常に自分の顔色を考えることです。
「嫌だな」と自分が感じるときには、青い顔色になっています。
元気のない表情になっています。
その自分の顔色に従って決断していけば、自然と自分らしい道を選択することができるようになるのです。
他人の顔色を気にしていると、断れることも断れなくなってしまうのです。