余分な言葉を口にしてしまうことは、まったくもって余計な一言です。
余計な一言を言ってしまったばかりに、断れなくなるというケースは数多く存在します。
特にうまく断れない人ほど、断るときに必要のない言葉を付け加ええています。
「たぶん、いらないと思います」
「今は、必要ないと思います」
「お金がなくて、ダメなんです」
はっきり言えばいいものの、余分な言葉が加わっています。
「たぶんいらないと思います」と「たぶん」をつけると「もしかしたら必要かもしれないですよね」と相手は言い返してきます。
「今は必要ないと思います」と「今は」という余分な一言が「じゃあ、いつか必要になるかもしれないですね」となります。
「お金がなくて、ダメなんです」という言い方をすれば「じゃあローンを組めば大丈夫です」となります。
「たぶん」「今は」「お金がなくて」という余分な一言から、下手な断り方になり、相手に付け込まれてしまうのです。
断るときには装飾の言葉は不要です。
余分な言葉は、余計な一言です。
素のままの言葉で、断ってください。
「必要ありません」
「いりません」
「結構です」
これだけでいいのです。
単純でシンプルな言葉ほど、相手には言い返す言葉が出てきません。
冷たい言い方に聞こえるでしょうが、嫌われることが目的なのですからできるだけ冷たい言い方をしたほうがいいのです。
余分な言葉を言ってはいけません。
シンプルに単純に言うほうがあなたのためになります。