日常生活では、気づきが得られることがあります。
海外旅行をして、文化の違いに気づかされることがあります。
子どもと話していると、子どもの視点に気づかされることがあります。
戦争を体験した人から戦争の話を聞いて、命の重さに気づかされることがあります。
気づきは、学びと比べて、軽く扱われがちです。
「気づいた。だから何?」と思われて終わりとなることが多い。
しかし、気づきを軽く考えないことです。
気づきを軽く考えているなら、それは大きな誤解です。
気づきも、れっきとした勉強の1つです。
たしかに新しい知識や知恵を得たわけではありません。
今まで解けなかった計算問題が解けるようになったわけでもありません。
気づいただけのことであり、それ以上でもそれ以下でもないように思われます。
それでも、しっかり勉強できているのです。
気づいただけのことに思うかもしれませんが、そうではありません。
自分の中では「変化」が起こっています。
気づきが得られると、考え方や価値観が変化します。
新しい考え方ができるようになったり、物事の捉え方が変わったり、今までとは違った視点で見られるようになったりします。
人生では気づきが大切です。
学校の勉強は暗記が中心ですが、社会の勉強では気づきが中心です。
1つの気づきによって、人生が一変することもあります。
がらっと180度変わることも珍しくありません。
大きな気づきだけではありません。
小さな気づきも大切にしましょう。
小さな気づきも、積み重ねていくと、大きな変化になり、そして自己改革につながります。
気づきによって行動が変われば、人生も変わるのです。
気づきも勉強の1つとしてカウントしてください。
十分勉強に値します。
小さなことかもしれませんが、必ず自分の成長につながっています。
小さな気づきを大切にする人は、どんどん成長できます。
読書でも日常でも、何か1つでも気づきが得られたら「良い勉強ができた」と考えましょう。