上司から「ちょっといいかな」と呼ばれたとき、メモ帳を持参しない人がいます。
たしかに軽い呼ばれ方です。
数分で終わる話なのだろうと思われます。
雑談レベルの話ならメモ帳は必要ないように思われますが、実際はわかりません。
いざ話を聞いてみると、重たい話や重要な内容かもしれません。
上司の「ちょっといいかな」は、往々にしてちょっとではないケースが多い。
「ちょっといいかな」という呼ばれ方であっても、実際はメモが必要な話というケースがあります。
上司から「ちょっといいかな」と呼ばれたときも、きちんとメモ帳を持参するのが安心です。
使わなかったら、それはそれでいいのです。
メモ帳1冊くらい大した荷物ではありません。
紙のメモ帳ではなく、スマホでメモを取るケースもあるでしょう。
そのときはスマホを持参します。
内密な話やメモができないような話を聞かされるかもしれません。
あるいは、上司からメモは厳禁と指示されることもあるでしょう。
そのときは、メモを取らなければいいだけの話です。
メモを取らなくても覚えられると思うこともあるかもしれません。
油断は禁物です。
人間は忘れるのが得意な生き物です。
ちょっとした話であっても、うっかり忘れることはよくあることです。
後から記憶が曖昧になって、上司にもう一度聞きに行くのもかっこ悪いのです。