お盆や年末年始の時期になると、多くの人が実家に帰省するか迷います。
「帰省する」と言うのは簡単ですが、実際に行動に移すとなるとなかなか大変です。
帰省にはお金がかかります。
飛行機にせよ新幹線にせよ、結構な交通費がかかります。
時間も労力もかかります。
仕事で忙しかったり経済的に余裕がなかったりすると、なかなか重い腰が上がりません。
実家に帰省したい気持ちもある一方、お金や手間暇がかかることもあり、なかなか悩ましいところ。
帰省するか迷うことがあるのではないでしょうか。
実家に帰省するか迷ったとき、思い出したい言葉があります。
「来年の今、親が生きているとは限らない」です。
人生では何が起こるかわかりません。
まだまだ親が元気そうに思えても、人生では「まさか」が起こり得ます。
大きな病が見つかって、1年後はもう亡くなっているかもしれません。
不慮の事故で突然命を落とすこともあるかもしれません。
「まさか」は、何の前触れもなく起こるのが特徴です。
不謹慎な話ではありますが、来年の今、何らかの事情で親が他界している可能性があるのです。
親が亡くなってからでは遅い。
「あのとき帰省していれば」「一度でも多く会っていれば」「少しでも長くいてあげたら」という後悔の声が後を絶ちません。
帰省にはお金も手間暇もかかりますが「来年の今、親が生きているとは限らない」と思えば、考えが変わるかもしれません。
親と会えるのは、親が生きているうちです。
親孝行ができるのも、親が生きているうちです。
帰省するのも親孝行の1つです。
帰省しようかどうか迷ったときは「来年の今、親が生きているとは限らない」という言葉を思い出しましょう。