心身の切り替えをスムーズにするためには、帰宅前が大切です。
仕事の帰り際は、疲労もやストレスもピークになっているタイミング。
心身ともにへとへとで「早く家に帰りたい」「仕事が終われば、もう何もしたくない」と思う人も多いのではないでしょうか。
さっさと帰宅の途に就きたいかもしれませんが、その前にやりたいことがあります。
帰宅前に掃除と片付けをしましょう。
帰宅前にもう一踏ん張りが必要ですが、ぜひ取り組みたい。
掃除と片付けをして、机周りがきれいになることで、すっきりした気持ちになれます。
仕事の最後をきれいに美しく締めくくることで、安心感と開放感を覚える。
心の区切りがつくことで、気持ちよく帰宅の途に就けるのです。
帰宅前の掃除と片付けは「疲労の回復スピード」にも影響します。
掃除と片付けで余計に疲れそうですが、心配はご無用です。
仕事モードが「オン」から「オフ」に切り替わります。
そして、リラックスモードのスイッチが入るため、結果として心身の疲労回復が早くなるのです。
まさしく「終わり良ければすべて良し」です。
帰宅前の掃除と片付けは、デメリットよりメリットのほうがはるかに上回ります。
良いことはそればかりではありません。
翌朝出社したとき、机がきれいになっていると「今日もやるぞ!」となります。
気持ちよく仕事に取りかかれ、朝から好調なスタートダッシュができるのです。
もちろん周りからの評判もプラスです。
「○○さんはいつも机がきれい」「帰るときはきちんと掃除と片付けができていて良い」と認められます。
上司からの評価が高くなるのは間違いありません。
掃除・片付けといっても、それほど時間はかからないはずです。
本格的に行う必要はなく、軽く済ませるだけでいいのです。
余計なものを片付け、デスクの上をきれいにしましょう。
書類は、机の上に出したままにするのではなく、きちんと引き出しにしまいます。
機密書類は、鍵付きの引き出しにしまい、きちんと施錠しておくことが大切です。
片付ける流れで、デスク周りの掃除も済ませたい。
汚れがあればティッシュで拭き取り、ごみが落ちていればごみ箱に入れます。
帰宅前の掃除と片付けを習慣にすれば、すぐ慣れてしまい、当たり前のことになります。
いったん習慣になれば、意識しなくても、自動的に体が動き始めるでしょう。
なかなか習慣にならない人は「帰宅前の儀式」と考えてみるのも悪くありません。
帰宅前の掃除と片付けを習慣にすると、すべてがうまくいくのです。