私たちの日常では、急なアクシデントに見舞われることがあります。
アクシデントがなければベストですが、なかなかそうもいきません。
自分に過失があるとは限りません。
相手による過失ということもあれば、自然災害といった不可抗力もあり、自分の力だけでは及ばないところがあります。
アクシデントをゼロにしたいところですが、残念ながら、完全になくすのは不可能です。
アクシデントが起こったときの大切なルールがあります。
「大きなアクシデントが起こったら、次の予定はキャンセルする」
このルールをしっかり頭にたたき込んでおきましょう。
大きなアクシデントが起こると、対処に時間をとられ、次の予定に影響します。
大きなアクシデントであればあるほど、対処にも長時間が必要となるため、次の予定は諦めるしかありません。
何とか間に合わせたいところですが、無理は禁物です。
時間を気にしていると、焦りやプレッシャーが募るばかりで強いストレスが生じます。
注意が散漫になって、アクシデントの対処も中途半端になりかねません。
「次の予定に間に合うだろうか」と迷っていると、どんどん時間が過ぎるばかり。
大きなアクシデントが起こったら、次の予定は潔く諦めるのが得策です。
すぐ先方にキャンセルの連絡を入れましょう。
電話越しであっても、平身低頭して謝ります。
キャンセルの連絡を入れれば、アクシデントの対処にも集中できます。
対処が早く終わって、ぎりぎり次の予定に間に合うとしても、油断はできません。
大きなアクシデントが起こると、ショックで精神的に動揺します。
再び途中で事故を起こすかもしれません。
普段なら絶対ないようなミスや失敗をするかもしれません。
平常心を失ったまま次の予定に向かうと、2次アクシデントを引き起こす可能性があるのです。
「臨機応変な対応をする」という考え方もありますが、難しいこともあります。
大きなアクシデントで平常心を失っているなか、スムーズに臨機応変な対応をするのは、やや困難といえるでしょう。
したがって「大きなアクシデントが起こったら、次の予定はキャンセルする」がベストです。
マイルールにしておけば、いざというときの対処が早くなります。