執筆者:水口貴博

おいしく楽しく外食をする30の方法

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完売で断られてもいらいらしない。次の楽しみができたと思えばいい。

完売で断られてもいらいらしない。次の楽しみができたと思えばいい。 | おいしく楽しく外食をする30の方法

注文しようとしたところ、残念な返事が返ってくることがあります。

「申し訳ございません。本日分の販売は終了しております」

すでに完売のため売ることができないとのこと。

「残念だな。楽しみにしていたのにな……」

期待が大きければ、それだけがっかりも大きいでしょう。

「わざわざお店まで来たのに、努力が無駄になった」

「サービスが悪いな」

「もっと在庫を確保しておくべきだ」

断られたことにストレスを感じて、文句を言いたくなる人もいるかもしれません。

しかし、ここは大切な場面です。

完売で断られたとしても、いらいらしないことです。

神経をすり減らすだけでいいことは何もありません。

完売になるのは仕方ないことです。

人気があれば、売り切れるのが早いのは仕方ありません。

飲食店とはいえ、在庫数が無限にあるわけではありません。

食材の都合で数に限りがあるのは当然です。

お店が大量に発注しようとしても、小売り・卸売り・生産者の都合があって難しいこともあるでしょう。

いくら在庫があっても、人気であればあるほど飛ぶように売れるため、売り切れるのも早くなるはずです。

改善の余地はあるかもしれませんが、お店側の事情も理解することです。

完売で断られたときこそ、前向きに考えよう

完売で断られてもがっかりしないでください。

むしろ前向きに考えましょう。

「次の楽しみができたね」と考えればいいのです。

完売ということは、それだけ人気があっておいしいという証拠です。

すでに販売実績が十分あります。

たくさんの人が味見していて、お墨付きをもらっています。

「完売になるくらいおいしいのか!」

前向きに思えば、ますます期待が膨らむでしょう。

完売で断られたとはいえ、永遠にチャンスを失ったわけではありません。

あくまで「本日分の販売が終了した」というだけのこと。

明日になれば販売が再開されます。

今日は食べることができなくても、明日以降にはチャンスがあります。

明日がダメなら、来週でも来月でもかまいません。

もう少し早い時間帯に行けば、それだけチャンスも高まるでしょう。

次もダメだとしても、さらにまた次のチャンスもあります。

未来の楽しみが1つ増えました。

次の機会には食べることができるでしょう。

「次の楽しみができた」と考えれば、未来にわくわくできます。

おいしく楽しく外食をする方法(15)
  • 完売で断られたときは、いらいらするのではなく「次の楽しみができた」と考える。
「おいしいですか」という聞き方は、相手を困らせる質問。

おいしく楽しく外食をする30の方法

  1. 外食には、人生を変える力がある。
  2. いい外食をしようと思ったら、自分が何を求めているのか理解しておくことが大切。
  3. お店に行くときは、車より徒歩を選ぶ。
    少しでも歩く距離を伸ばしておなかをすかせよう。
  4. 食べたいものを食べるために、遠くまで出かけることもあっていい。
  5. きちんとした服に着替えてからレストランに行くと、よりおいしくいただける。
  6. 店内に入ったら、まず雰囲気を楽しもう。
    店内の雰囲気も、1つの芸術作品。
  7. 無料でいただける水もお茶も、店側にとっては有料。
    外食の1つとしておいしくありがたくいただく。
  8. 外食のときくらい、わがままになっていい。
  9. 食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっている。
  10. どちらもおいしそうと思ったものは、どちらを選んでも正解。
  11. 普段なら絶対注文しないものを注文するだけで、チャレンジしたことになる。
  12. 食後のデザートがあるなら、食前のデザートがあってもいいはずだ。
  13. 料理を注文したら、ぼうっと待つのではない。
    わくわくしながら待つのだ。
  14. 「おすすめは何ですか」を聞くと、新しい出会いが待っている。
  15. 完売で断られてもいらいらしない。
    次の楽しみができたと思えばいい。
  16. 「おいしいですか」という聞き方は、相手を困らせる質問。
  17. どんな料理かわからないときは、店員さんにきちんと聞く。
  18. にこにこしながら食事をするだけで、お店の雰囲気作りに貢献できる。
  19. レストランで「ハッピーバースデー」の歌声が聞こえてきたときのマナー。
  20. 季節限定メニューは、今期しか楽しめない。
    「また今度」と思っているうちに販売が終了する。
  21. 食べる前に、どんな味かイメージしてみよう。
    クイズの答え合わせをする感覚で食べてみよう。
  22. 本当に外食を楽しみたいなら、おごってもらうより身銭を切るほうがいい。
  23. テーブルに置かれたキャンドルは、じっと見つめるもの。
    あなたを幻想の世界にいざなってくれる。
  24. 相手の食べ残しは、あなたが代わりに食べてもいい。
  25. タイミングによって味が変わることも、外食の面白さ。
  26. 期待外れのお店であっても、悪口は言わない。
  27. 当たりのお店のときは、遠慮なく、たっぷり褒めていい。
  28. 食べきれないときは、残すよりテイクアウト。
  29. 第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみる。
  30. 外食の理由は何でもいい。
    「今週はまだ外食をしていない」という理由で出かけよう。

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