料理の注文を終えました。
注文を終われば、料理が出てくるのをしばらく待ちます。
待ち時間は注文した料理によって異なりますが、手の込んだ料理であればあるほど時間もかかるでしょう。
このとき、ぼうっと待つだけになっていませんか。
本を読んだりスマホのゲームで暇つぶしをしたりして料理が出てくるのを待つでしょう。
待つのは仕方ありませんが、ぼうっと待つだけでは味気ない。
不毛な時間になり、ストレスの時間になります。
ここで大切な心得があります。
料理を注文したら、ぼうっと待つのではありません。
わくわくしながら待つのです。
わくわくしながら待ちましょう。
料理が出てくるまでの時間は、期待を高める大切な役目があります。
「早く料理が出てこないかな。期待しちゃうな。おいしいだろうな」
わくわくしながら待つことで胸の鼓動が高鳴り、食欲がかき立てられます。
いつの間にか顔がにやにやしてしまいます。
わくわくした気持ちがあれば、待ち時間も苦になりません。
デートの日、約束の場所で恋人を待つかのような高揚感があるでしょう。
わくわく感が調味料となり、より料理をおいしくいただけます。
おしゃべりをしながら待つにしても、本を読みながら待つにしても、わくわくしながら待つようにしましょう。
お店の奥から調理の音が聞こえてくるなら、調理の様子をイメージしてみるのも面白いでしょう。
待ち時間をわくわくしながら待つことで、待ち時間を有意義で素晴らしいものにできます。
料理がやってきたとき「待っていました!」と喜べるのです。