期待外れのお店だったとき、悪口を言うのはよくありません。
お店の人に聞こえてしまうと、むっとされるでしょう。
一緒に食事している人がいれば、気分を悪くさせてしまい、悪口を言うあなたの印象も悪くなります。
食事の余韻が悪くなります。
悪い評判を広めることになります。
いくら本音とはいえ、ストレートに表現するのは控えたほうがいいでしょう。
期待外れのお店であれば「イメージと違っていた」と言うくらいにしておくのが賢明です。
では、当たりのお店のときも何も言わないほうがいいかというと、そうではありません。
当たりのお店のときは逆です。
遠慮なくたっぷり褒めてください。
素晴らしい出会いは唐突にやってくるもの。
たまたま入ったお店が素晴らしくて感動することがあるでしょう。
そんなとき「このお店は当たりだ」と思うものです。
期待していなかった分だけ感動も大きくなるものです。
もし当たりであれば、喜ぶのはもちろんですが、しっかり褒めてください。
近くにお店の人がいて聞かれることがあれば、喜んでくれるでしょう。
褒め言葉が店内に広がって、場の雰囲気も明るくなります。
同席者がいれば、さらに会話が弾むでしょう。
「おいしいね」という一言は、声に出して言ってもOKです。
「おいしい、おいしい」と言えば言うほど、食べている料理がますますおいしく感じられます。
食事をした後の余韻もよくなるはずです。
あなたが褒めることで、よい評判を広めることになります。
お店の人が知れば、よいお客さんとして映って喜ばれるに違いありません。
褒めることは、ポジティブなメリットばかりです。
当たりのときは、どんどん褒めるのが正解です。
食の神様も「いいことをしているね」と喜んでくれます。
褒める人は神様にとって好印象なので、運とチャンスが訪れます。
再びおいしいお店に巡り会うことを手伝ってくれます。