初めて食べるものがあったとき、どんな食べ方をしますか。
まず味わってみようと普通に食べてみる。
もちろんいきなり味わってみるのもいいですが、食生活を豊かにするなら、ここに工夫の余地があります。
食べる前、どんな味かイメージしてみてください。
味だけでなく、食べたときの音・食感・歯ごたえもイメージしてみましょう。
「食べたときの印象を食べる前にイメージしてみる」ということです。
普通に考えると、食べたときの印象は食べてみないとわかりません。
だからこそ、食べる前にイメージするのが面白いのです。
ちょっとしたクイズを楽しむようなものです。
ヒントは外観のみ。
食べたことがなくても、食べ物の見た目や雰囲気から「こういう味ではないか」とイメージできるでしょう。
自分なりの解釈でいいので「こんな味かな、あんな味かな」とイメージしてみましょう。
できるだけ鮮明にイメージするのがポイントです。
食べる前に食べたときの印象をイメージしてみると、わくわく感が倍増します。
特に味がイメージしにくい食べ物は、チャレンジするかいがあります。
おまんじゅうのように、中に何が入っているかわからないものは、いろんな味のイメージができて面白いでしょう。
食べる前から食べているような感じがして、不思議な感覚も楽しめるでしょう。
時には苦手そうな味であれば、ちょっとのイメージだけで十分です。
抵抗を感じるかもしれませんが、遊び心を大切にしてください。
味をイメージできたら、答え合わせで食べてみましょう。
「うん、思っていたとおりの味だね」
イメージどおりの味ならガッツポーズです。
「あれ、思っていたのと違った味だなあ」
イメージとは違った味であれば、そのギャップを楽しみましょう。
クイズの答え合わせをする感覚になると、ユニークな食べ方ができます。
この工夫は、初めて食べるものなら何でもOKです。
お店の料理はもちろんのこと、自分で作る手料理や市販のお菓子や菓子パンでも有効です。
コンビニで新商品を見つけたら、絶好のチャンスと言えるでしょう。
食べたことがないものを見かけたら、すべて「面白いクイズ」と楽しみましょう。
まず味をイメージして、答え合わせのつもりで食べてみるだけで、食生活が豊かになります。