あるとき、まぐれでアイデアを思いつくことがあります。
あるとき、思いがけない巡り合わせによって、何の努力もなくアイデアを思いつくことがあるもの。
「アイデアを考える」といえば「苦労が伴うもの」というイメージがあるでしょう。
手間暇をかけて資料を集め、じっくり考えたうえで思いつくイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
そのため、まぐれでアイデアを出すのはせこい感じがあり、アイデアパーソンらしくないと思うかもしれません。
しかし、ここに誤解があります。
まぐれであっても、自分のアイデアに自信を持ってください。
アイデア発想では、まぐれも実力のうちだからです。
まぐれであっても、アイデアはアイデアです。
まぐれとはいえ、実はきちんと努力しています。
たとえば、人から聞いた話でひらめいたなら「人から話を聞く」という努力をしています。
書店で立ち読みした本の一節からひらめいたなら「書店に出向いて本を読む」という努力をしています。
たまたま面白い夢を見て、着想を得たなら、おそらく寝る直前ぎりぎりまでアイデアを考えていたのでしょう。
つまり、自分でも気づかないうちに、幸運を引き寄せる努力をしているのです。
意識的・無意識的にかかわらず、目的に向かって行動していることは素晴らしい。
まぐれだろうと幸運だろうと、思いついたアイデアには自信を持ってください。
あなたの頭から生まれたアイデアであるのは事実。
偶然思いつくアイデアもあっていい。
まぐれも実力のうちです。