ひらめいたアイデアを生かすためには、書き留める習慣が大切です。
常にペンとメモ帳を持参しておき、アイデアが浮かんだら書き留めます。
きれいな字を意識する必要はありません。
汚い字でもいいので、1分1秒でも早く書き留めることが大切です。
アイデアは流れ星のように、突然現れては、すぐ消えてしまいます。
忘れないうちに書き留めることで、貴重なアイデアを文字として残せ、生かせるようになります。
しかし「アイデアを書き留める」と言うのは簡単ですが、これがなかなか難しい。
頭では「書き留めたほうがいい」とわかっていても、少し手間暇がかかるため、面倒な気持ちが出てきます。
「たまにはメモをサボってもいいよね」
「小さなアイデアだから、メモしなくてもいいだろう」
油断の心が生まれ、書き留める習慣をサボってしまう。
本来アイデアは価値のあるものですが、まだきちんとした形になっていないため、価値が感じられにくい。
雲のようにぼんやりとしていて、存在感が曖昧です。
そのため、つい油断の心が生まれるのです。
もしアイデアを書き留めるのがおっくうでサボりそうになれば、こう考えてください。
「1つのアイデアに、100万円の価値がある」と。
アイデアに「100万円」という値札をつけてみましょう。
アイデアに具体的な金額がつくことで、価値が実感しやすくなり、書き留めるモチベーションが高くなるでしょう。
「今すぐ書き留めておかないと損をする!」と思うでしょう。
もちろん金額の大小はアイデアの内容によりますが、少なくとも経済的価値があるのは事実。
アイデアに「100万円」という値札をつけることで、無駄にできない気持ちが強くなるはずです。
実際、1つのアイデアが100万円に化けるのは十分あり得る話です。
アイデアを形にして、商品化・サービス化まで具体化させ、世の中にインパクトを与えれば、100万円の価値になるでしょう。
むしろ100万円を超える価値を生むことも夢ではありません。
大きなアイデアはもちろん、小さなアイデアも書き留めるようにしましょう。
ひらめいたとき、無駄なアイデアと感じても、後から有効に変わる可能性もあります。
アイデアに無駄は1つもありません。
無駄に感じるのは、まだ具体的な形になっていないからです。
まだ具体的な形になっていなくても、大化けする可能性があります。
小さなひらめきから大きなひらめきまで、頭に浮かんだインスピレーションは、すべて書き留めるつもりになりましょう。
「1つのアイデアには、100万円の価値がある」と考えれば、何が何でも書き留めたくなります。