執筆者:水口貴博

アイデアを出す30の方法

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1つのアイデアには、100万円の価値がある。

1つのアイデアには、100万円の価値がある。 | アイデアを出す30の方法

ひらめいたアイデアを生かすためには、書き留める習慣が大切です。

常にペンとメモ帳を持参しておき、アイデアが浮かんだら書き留めます。

きれいな字を意識する必要はありません。

汚い字でもいいので、1分1秒でも早く書き留めることが大切です。

アイデアは流れ星のように、突然現れては、すぐ消えてしまいます。

忘れないうちに書き留めることで、貴重なアイデアを文字として残せ、生かせるようになります。

しかし「アイデアを書き留める」と言うのは簡単ですが、これがなかなか難しい。

頭では「書き留めたほうがいい」とわかっていても、少し手間暇がかかるため、面倒な気持ちが出てきます。

「たまにはメモをサボってもいいよね」

「小さなアイデアだから、メモしなくてもいいだろう」

油断の心が生まれ、書き留める習慣をサボってしまう。

本来アイデアは価値のあるものですが、まだきちんとした形になっていないため、価値が感じられにくい。

雲のようにぼんやりとしていて、存在感が曖昧です。

そのため、つい油断の心が生まれるのです。

もしアイデアを書き留めるのがおっくうでサボりそうになれば、こう考えてください。

「1つのアイデアに、100万円の価値がある」と。

アイデアに「100万円」という値札をつけてみましょう。

アイデアに具体的な金額がつくことで、価値が実感しやすくなり、書き留めるモチベーションが高くなるでしょう。

「今すぐ書き留めておかないと損をする!」と思うでしょう。

もちろん金額の大小はアイデアの内容によりますが、少なくとも経済的価値があるのは事実。

アイデアに「100万円」という値札をつけることで、無駄にできない気持ちが強くなるはずです。

実際、1つのアイデアが100万円に化けるのは十分あり得る話です。

アイデアを形にして、商品化・サービス化まで具体化させ、世の中にインパクトを与えれば、100万円の価値になるでしょう。

むしろ100万円を超える価値を生むことも夢ではありません。

大きなアイデアはもちろん、小さなアイデアも書き留めるようにしましょう。

ひらめいたとき、無駄なアイデアと感じても、後から有効に変わる可能性もあります。

アイデアに無駄は1つもありません。

無駄に感じるのは、まだ具体的な形になっていないからです。

まだ具体的な形になっていなくても、大化けする可能性があります。

小さなひらめきから大きなひらめきまで、頭に浮かんだインスピレーションは、すべて書き留めるつもりになりましょう。

「1つのアイデアには、100万円の価値がある」と考えれば、何が何でも書き留めたくなります。

アイデアを出す方法(24)
  • 「1つのアイデアには、100万円の価値がある」と考えて、書き留めるモチベーションを上げる。
アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。

アイデアを出す30の方法

  1. 「なんとなく」でアイデアは出ない。
    アイデアを出すには、方法論がある。
  2. アイデアに、センスや才能は必要ない。
    必要なのは、方法と努力。
  3. アイデアとは何か。
  4. アイデアとは、既存要素の新しい組み合わせにすぎない。
  5. アイデアを出す第1段階は、資料集め。
  6. アイデア発想には、基本の5段階がある。
  7. アイデアを出すなら「質」より「量」を意識しよう。
  8. 常識で考えているかぎり、平凡なアイデアは生まれても、斬新なアイデアは生まれない。
  9. アイデアには、好奇心と遊び心が必要。
    ばかになって考えよう。
  10. 「変わり者」と言われることを恐れるな。
  11. 逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。
  12. アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
    常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。
  13. 最初から根拠を考えない。
    根拠は後から考えよう。
  14. インターネットに依存した情報収集には要注意。
  15. 部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
    本当のヒントは、外にある。
  16. 明確な目標を決めておこう。
    カラーバス効果によって、アイデアのヒントが見つかりやすくなる。
  17. 何でもヒントにする。
    何でもヒントになる。
  18. ひたすら新しい組み合わせを試し続けるだけでいい。
  19. 制約は、アイデア発想の起爆剤。
  20. アイデアを探すなら、熟読の必要はない。
    見出しやまとめを読むだけで十分。
  21. アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。
  22. 気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。
  23. 小さなひらめきを軽視しない。
  24. 1つのアイデアには、100万円の価値がある。
  25. アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。
  26. 最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。
  27. 自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。
  28. アイデアパーソンになったつもりで考えよう。
  29. アイデアがひらめきやすい環境「4B」とは。
  30. アイデアは、実行してこそ意味がある。

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