執筆者:水口貴博

アイデアを出す30の方法

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アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。

アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。 | アイデアを出す30の方法

アイデア発想は、アナログとデジタルのどちらが有利でしょうか。

アイデアは「感性」「センス」「インスピレーション」というイメージがあるためでしょうか。

アイデアを考えるとき「アナログのほうがよい」と考える人もいるでしょう。

「メモは手書きのほうが書き留めやすい」

「アナログのほうが発想しやすい」

「とにかく手書きが好き」

どれも一理あるでしょう。

感じ方は人それぞれ。

人によって感じ方が異なるように、アナログが効果的に感じる人もいるはずです。

ここに注意したいポイントがあります。

あらかじめ「アナログと相性がよい」という自覚があるならいいです。

自分の相性がわかっていて、それに従って手段を選んでいます。

しかし、理由もなくアナログ主義になっているなら、見直したほうがいいかもしれません。

アナログとデジタルのどちらが便利かは、人によって変わるからです。

アナログにはアナログのよさがあり、デジタルにはデジタルのよさがあります。

「アナログのメモのほうが便利」という人もいれば「デジタルのメモのほうが便利」という人もいます。

どの手段が便利で使いやすく感じるかは、人それぞれです。

「アナログでなければいけない」と思い込み、むやみにデジタルを排除すると、アイデアの機会損失につながることがあります。

たとえば、メモです。

メモといえば、ペンとメモ帳であり、アナログが定番です。

「手書きのほうが便利」「紙のメモ帳のほうが書きやすい」という人もいるでしょう。

ペンを持ち、メモ帳を開くという一連の動作が、発想力を刺激する人もいるはずです。

アナログのほうが便利で使いやすく感じるなら、アナログを選ぶのが正解です。

一方、デジタルのほうが便利で使いやすい人もいます。

書くより打つほうが早い人もいるでしょう。

タイピングのほうが発想力を刺激して、アイデアを書き留めやすい人もいるでしょう。

デジタルのほうが手応えを感じるなら、アナログの手段にこだわらず、デジタルを利用するのが賢明です。

アイデアを膨らませるときも、同様です。

紙に書いたほうが、アイデアを膨らませやすい人もいるでしょう。

アナログの紙の上に、文字でも絵でも思いのまま。

逆にパソコンのようなデジタル機器のほうが、アイデアを膨らませやすい人もいるでしょう。

パソコンなら文書作成ソフト・表計算ソフトなどがあり、編集や検索が容易になるメリットがあります。

ソフトウェアの中には「マインドマップ」を可能とするソフトウェアもあります。

アナログでは実現しにくいことも、デジタルなら可能です。

検索や編集など、デジタルのほうが簡単で便利というシチュエーションがあるのも事実です。

大切なのは、あなたの感覚です。

自分にとって、アナログとデジタルのどちらが使いやすいか。

思い込みを取り払いましょう。

周りに流されるのでもありません。

自分の感覚に従って、アナログとデジタルを使い分けて利用するのが賢明です。

アイデアを出す方法(21)
  • 自分の感覚に従って、アナログとデジタルを使い分ける。
気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。

アイデアを出す30の方法

  1. 「なんとなく」でアイデアは出ない。
    アイデアを出すには、方法論がある。
  2. アイデアに、センスや才能は必要ない。
    必要なのは、方法と努力。
  3. アイデアとは何か。
  4. アイデアとは、既存要素の新しい組み合わせにすぎない。
  5. アイデアを出す第1段階は、資料集め。
  6. アイデア発想には、基本の5段階がある。
  7. アイデアを出すなら「質」より「量」を意識しよう。
  8. 常識で考えているかぎり、平凡なアイデアは生まれても、斬新なアイデアは生まれない。
  9. アイデアには、好奇心と遊び心が必要。
    ばかになって考えよう。
  10. 「変わり者」と言われることを恐れるな。
  11. 逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。
  12. アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
    常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。
  13. 最初から根拠を考えない。
    根拠は後から考えよう。
  14. インターネットに依存した情報収集には要注意。
  15. 部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
    本当のヒントは、外にある。
  16. 明確な目標を決めておこう。
    カラーバス効果によって、アイデアのヒントが見つかりやすくなる。
  17. 何でもヒントにする。
    何でもヒントになる。
  18. ひたすら新しい組み合わせを試し続けるだけでいい。
  19. 制約は、アイデア発想の起爆剤。
  20. アイデアを探すなら、熟読の必要はない。
    見出しやまとめを読むだけで十分。
  21. アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。
  22. 気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。
  23. 小さなひらめきを軽視しない。
  24. 1つのアイデアには、100万円の価値がある。
  25. アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。
  26. 最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。
  27. 自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。
  28. アイデアパーソンになったつもりで考えよう。
  29. アイデアがひらめきやすい環境「4B」とは。
  30. アイデアは、実行してこそ意味がある。

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