アイデアを出すとき、ありがちな姿勢は「なんとなく」です。
アイデアという存在が抽象的であるためでしょうか。
アイデアを考えるとき「なんとなく」という姿勢で行う人が少なくありません。
もちろん運や偶然でアイデアが出ることもあります。
たまたま読んだ本からヒントを得ることがあるでしょう。
偶然聞いた話からインスピレーションを得ることもあるでしょう。
無計画であっても、運と偶然が重なって、素晴らしいアイデアが出ることもあります。
しかし、計画的にアイデアを出したいなら「なんとなく」という姿勢はよくありません。
アイデアの出し方が不安定です。
運任せ・成り行き任せになっているため、具体性や実現性が乏しい。
やみくもな探し方では、なかなかアイデアが見つからなくて苦労するでしょう。
たまたまアイデアが出たとしても、再現性がありません。
計画的にアイデアを量産するのも難しい。
「なんとなく」という姿勢になっていると、無駄な行動が多くなり、余計なストレスも増えるばかりになります。
ここで、知っておきたい事実があります。
アイデアを出すには「方法論」があります。
アイデアには、出すためのプロセスがあり、コツがあり、方法があります。
資格も学歴も不要です。
センスも才能も不要です。
正しいプロセスで、コツを意識しながら、効果的な方法に頼っていけば、誰でもアイデアを出すことが可能です。
たとえば「別の視点から考える」という思考法です。
単純に視点を変えることで、見え方・感じ方が変わり、新しい発想につながります。
視点の数だけ視野が広がるため、アイデアが見つかりやすくなります。
また、既存の要素に別の要素を加える方法も有効です。
愚直に新しい組み合わせを試していけば、いつか調和した組み合わせに出会えます。
少し時間はかかるものの、確実にアイデアが出ます。
アイデアを出したいなら、まず方法論を身につけてください。
アイデアの出し方は、すでに確立されています。
古典的な方法にのっとっていけば、手間暇はかかったとしても、誰でも確実にアイデアを出せます。
ばかでも凡人でも、アイデアを量産することは可能です。