時に人生では、大切なものを失うことがあります。
物を失う。
人を失う。
チャンスを失う。
自分に落ち度がある場合もあれば、不可抗力もあるでしょう。
大切なものを失えば、さぞ落ち込むでしょう。
失ってから、大切であることに気づきます。
「もっと大事にすればよかった」
「もっといたわっておけばよかった」
「早めに使っておけばよかった」
くよくよ嘆いたり後悔したりします。
自分の知識不足や認識不足を嘆きます。
しかし、失ったからといって、まだ絶望ではありません。
大切なものを失ったら、取り戻せばいいだけです。
物を失ったなら、同じものを買い直せばいい。
恋人と別れたなら、復縁すればいい。
チャンスを失えば、また入手すればいい。
あらためて考えると、取り戻せる可能性があるはずです。
100パーセント取り戻せるとは限りませんが、少なくともチャンスはあるでしょう。
真剣になれば、取り戻せる可能性も上がります。
難しそうに思えても、取り組んでみると、意外と簡単に実現できることもあります。
仮に取り戻せないとします。
物を取り戻しても、同じタイプのものがなかった。
復縁をしたくても、すでに相手は結婚していた。
チャンスを取り戻したくても、手遅れの状態だった。
事情があって、取り戻せないことが確実であっても、まだ希望はあります。
もし取り戻せないなら、もっといいものを得ればいいことです。
物を取り戻せないなら、もっと品質の高いものを買えばいいことです。
「最高のものだった」と思っていても、きちんと探せば、もっと品質の高いものがあるでしょう。
「1個失ったら、2つ得よう」という気概も大切です。
復縁が不可能なら、もっといい人を探せばいいことです。
地球上には、まだまだ多くの異性がいます。
自分から積極的に出会いに行けば、以前より相性のいい人と出会える可能性もあるでしょう。
チャンスを取り戻せないなら、もっといいチャンスを探せばいいことです。
別の機会を狙えば、さらに条件のよいチャンスに恵まれることがあります。
失うことが、よりいいものと出会うきっかけになります。
以前より良い状態になれば、落ち込みも吹き飛びます。
むしろ失った出来事にも感謝できるようになるでしょう。
結果として、以前より豊かになれます。
最悪の状況として、もっといいものが得られないとします。
事情があって、もっといいものを得たくても得られない。
もっといいものが得られないなら、絶望的な状況に思えますが、まだ希望はあります。
もっといいものが得られないなら、方針を変えればいいのです。
考え方を変える。
生き方を変える。
目標や目的を変える。
方針を変えれば、よい意味で一からやり直せます。
一からやり直したほうが、うまくいくのはよくあること。
根本的に方針を変えることで、ごちゃごちゃしたことがリセットされます。
新しいステージを踏み出せます。
新しく生まれ変わることができるのです。
人生は、数多くの希望と可能性に満ちています。
大切なものを失ったら、取り戻せばいい。
取り戻せないなら、もっといいものを得ればいい。
もっといいものが得られないなら、方針を変えればいいのです。