私たちは時折、嫌な出来事に遭遇します。
そんなとき、しばらく不快な気持ちを引きずることになるでしょう。
頭の中で「やるべきではなかった」「あのとき、こうしておけばよかった」と思ってしまいます。
思い出してはため息をつき、また思い出してはため息をつく。
頭の中で何度も繰り返し考えてしまい、くよくよしてしまいます。
数時間で収まればいいですが、内容によっては数日間・数週間引きずってしまうことも少なくありません。
しかし、むやみに嫌なことを振り返るのは危険です。
くよくよする気持ちを引きずっていると、出る元気もなかなか出なくなります。
嫌なことがあっても、その日で終わりにしましょう。
日付が変われば、新しい1日が始まります。
いつまでもくよくよする気持ちを引きずっていては、気持ちを立て直しにくくなり、フットワークも悪くなります。
嫌なことがあっても、次の日になれば忘れること。
このフットワークの軽さが大切です。
もし自分に落ち度があれば、反省すればいいだけです。
悪い点が見つかり、きちんと反省と改善ができれば、嫌なことは忘れてしまいましょう。
むしろ積極的に忘れていくくらいでかまいません。
すぐ忘れることに「申し訳ない」と思う必要はありません。
貴重な時間をくよくよしながら過ごすほうが、はるかに申し訳ないことです。
時間は前にしか進まないのですから、あなたも前を向いて歩くべきです。
これが「自然の流れに従う」ということです。
東から太陽が顔を出したら、新しい1日が始まったサインです。
太陽が昇るにつれて、あなたのテンションもどんどん上げていきましょう。
昨日あった嫌なことは忘れ、気持ちを新たにしましょう。
毎日気持ちを新たにすることで、毎日新鮮な気持ちでいられます。