あなたを幸せにするのは誰でしょうか。
親でしょうか。
友人でしょうか。
恋人でしょうか。
もちろんどれも正解ですが、もっと頼りになる人物がいます。
自分なのです。
「誰か私を幸せにしてほしい」
「もっと私を楽しませてほしい」
「もっと私を明るい気持ちにさせてほしい」
幸せにしてくれる人を探していませんか。
もちろん幸せを与えてくれる人間関係は欠かせません。
親・友人・恋人など、他人と接することで、笑顔や幸せを増やすこともできます。
「あの人のおかげで幸せになれた」と感謝することもあるでしょう。
人とのコミュニケーションを通して、嬉しさや楽しさが得られ、生きる喜びを実感することもあるはずです。
しかし、自分を幸せにする基本は、あくまで自分です。
人を頼っていると、相手の事情や都合に合わせなければいけません。
いつ、どこで、どのくらい幸せになれるのか、未知数であり不安定。
すべて受け身の姿勢になります。
相手が責任を持ってあなたを幸せにしてくれればいいですが、スムーズにいくとは限りません。
なかなか相手がかまってくれず、もどかしい時間を過ごすこともあるでしょう。
「誰か私を幸せにしてほしい」という受け身の姿勢で願うばかりでは、かまってほしいだけの人間になります。
そして相手への期待が大きければ大きいほど、裏切られたとき、がっかりします。
自分の人生であるにもかかわらず、自分の幸せを相手に委ねるなんて、何と滑稽なのでしょう。
自分を幸せにするのに、受け身になってはいけません。
ましてや「自分の幸せは相手しだい」という考え方は、言語道断です。
自分の幸せくらい、自分でつかみ取りに行くことです。
「なかなか褒められない」と思うなら、自分で褒めればいいのです。
自分を一番よく知っているのは、自分です。
陰の努力も真剣な気持ちも、ひたむきに頑張っている自分を認め、自分で褒めましょう。
もし明るい気持ちになれなければ、テンションが上がるような行動をすればいい。
本を読んだり体を動かしたりなど、積極的に好きなことをしていけば、自分の意思でテンションを上げていけます。
趣味でも習い事でもいい。
楽しい時間を過ごしたいなら、じっと待っているのではなく、進んで楽しいことに取り組めばいいのです。
そして気になる人がいるなら、話しかけられるまで待つのではなく、自分から話しかけに行きます。
自分から声をかければ、自分のタイミングでコミュニケーションの機会を作れます。
やりたいことがあるなら、チャンスを待つのではなく、今すぐ飛び込んでいけばいいのです。
旅行であれ習い事であれ、世の中の大半は、本気になれば着手できるはずです。
自分を幸せにするのは、自分です。
すべての幸せを自分だけで完成できるわけではありませんが、基本は自分であることを意識しながら生きてください。
今この瞬間すら、あなたは自分を幸せにできます。
さあ、自分を幸せにするために次は何をしますか。