執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。

上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職や転職の際、上司と転職先の都合がぶつかることがあります。

たとえば、上司に退職を切り出したところ「今は忙しいから、退職は2カ月後に延ばしてほしい」と言われた。

その一方で、転職先からは「人手が足りないから、1カ月後に来てほしい」と言われるなどの状況です。

上司と転職先のどちらの都合を優先させるべきか、迷うところですね。

実際はさまざまな条件が絡むため、一概には言えませんが、あくまで一般的な状況で考えるとします。

この場合、転職先の都合を優先させるのが賢明です。

転職先の都合を後回しにすると、せっかくの内定が取り消される可能性があるからです。

たしかに勤めている職場の迷惑を避ける配慮は大切ですが、そのせいで転職が失敗しては意味がありません。

上司には少し迷惑をかけてしまいますが、転職が成功しかけている段階です。

転職の絶好のチャンスを生かすためにも、転職先の都合を優先させたほうがいいでしょう。

退職日までは、職務を果たす約束をすれば、上司も理解を示してくれるはずです。

引き継ぎは、スケジュールが混み合うことが予想されます。

非常に忙しくなるのを覚悟の上、最後まで責任を持った対応を心がけましょう。

仕事を円満に辞める方法(9)
  • 上司と転職先の都合がぶつかれば、できるだけ転職先の都合を優先させる。
後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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