執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。

退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職願が受理されれば、正式に退職が決まります。

束縛からの解放感があり、ほっと一安心するところでしょう。

その職場で働く終わりが見えれば、名残惜しい気持ちも出てくるかもしれませんね。

さて、そんな解放感とともに、甘い考えを抱きがちです。

「どうせ辞めるのだから、遅刻してもいいだろう」

「退職願が受理されたのだから、自由に欠勤してもいいだろう」

退職が決まってから、遅刻や無断欠勤が目立ち始めるケースです。

たしかに退職願が受理され、退職が正式に決まりましたが、遅刻や無断欠勤をしていいわけではありません。

退職前に遅刻や無断欠勤をすると、上司や同僚とめる可能性があり、退職がスムーズにいかなくなる可能性があります。

「どうせ辞めるのだから」という投げやりな態度は、社会人らしくありません。

上司や同僚と揉めながら退職するのは、後味が悪くなります。

こうしたトラブルを避けるために、退職願が受理されても、退職日までは遅刻や無断欠勤などを避けましょう。

有給休暇の消化や体調不良の場合は仕方ありませんが、事情がなければ、普段どおりの真面目な勤務態度を心がけます。

退職日までは、社員です。

仕事中は、給与も発生しています。

投げやりな態度にならず、最後まで職務を果たす姿勢が大切です。

むしろ退職日が近いからこそ、いっそう気合を入れるようにしましょう。

仕事を円満に辞める方法(8)
  • 退職が決まった後の、遅刻や無断欠勤には注意する。
上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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