希望の職種は、できれば絞ったほうがいいでしょう。
時間も体力もお金も、有限です。
絞ったほうが、限りある資源を有効に活用できるため、就職活動も進めやすくなります。
しかし、希望の職種とはいえ、複数ある場合もあります。
アパレルにも興味があるが、マスコミにも興味があるという場合もあるでしょう。
商社に興味があるが、金融にも興味がある場合もあるでしょう。
希望の職種が複数あって迷うなら、無理に1つに絞る必要はありません。
両方を選べばいいのです。
迷うのは、それぞれに魅力を感じている証拠です。
就職活動の範囲は広がりますが、両方選べば、両方の可能性を生かせます。
おそらく就職活動を進めるうちに、何らかの手応えを感じるでしょう。
調べていくと、思ったより厳しい現実を知ることもあるかもしれません。
思い描いていた現実とは違うことを知るかもしれません。
それらを知るためにも、やはり両方を選んで就職活動するほうが賢明です。
もし両方に内定が決まれば、それから1つに絞ればいいのです。
1つに絞るのは、それからでも遅くはありません。
迷う場合は、できるだけ可能性を広げた状態で、就職活動しましょう。