就職情報サイトを利用する際、希望業界を選択します。
すると、業界に属した企業がたくさん表示されるでしょう。
その中から自分に合った企業を探しますが、ここに盲点があります。
選択した業界しか表示されないことです。
当たり前と言えば当たり前なのですが、十分とは言えません。
人の興味関心は、その中心だけでなく、周辺にも及んでいるのが一般的です。
志望業界でなくても、志望業界に関連業界なら、意外に興味が出てくることは十分考えられます。
最初はあまり興味がなくても、企業名や事業内容を見ていくうちに、運命の出会いがあることはあり得るでしょう。
業界を選択した企業がすべてであると思い込んでいると、企業と出会うチャンスを逃す場合があるのです。
業界を選択する際は、関連業界も確認したほうがいいでしょう。
どこまで関連とするかは自分しだいですが、つながりがあると思われる業界は、念のため確認しておくと確実です。
対象とする業界を少し広げておくほうが、取りこぼしを防げます。
最終的に必要なのは、自分の目による確認です。
時間の許すかぎり、さまざまな業界を確認して、できるだけ多くの企業を確認するようにしましょう。