執筆者:水口貴博

業界研究をする30の方法

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安定だけが、就職ではない。

安定だけが、就職ではない。 | 業界研究をする30の方法

安定を求めて、就職していませんか。

大企業・人気企業・公務員などです。

たしかに大きな船は、安定します。

頑丈で体力もあり、多少のトラブルや不景気の波が押し寄せても、乗り越えることができるでしょう。

しかし、安定しすぎるのも、考えものです。

大きな船に乗っていれば、人は怠ける傾向があります。

「自分がサボっても、ほかの誰かがしてくれるだろう」と思ってしまうのです。

自分が企業の歯車の一部として扱われているとわかれば「自分はさほど重要ではない」と気づきます。

向上心や積極性などが衰えやすくなるでしょう。

また、企業の規模が大きいからこそ、1人当たりの重要性が低くなり、働く実感も得られにくくなるでしょう。

安定だけが、就職ではありません。

多少の不安定でいいのです。

世の中に、本当の安定はありません。

不安定が多少あるほうが、身が引き締まり、かえって安定します。

中小企業のほうが、自分が企業を引っ張っている実感も得られやすくなるでしょう。

そのことで、働く意義を見いだして、人生が充実するのです。

大企業・人気企業・公務員以外の選択肢にも、注目してみましょう。

中小企業・零細企業・ベンチャー企業などです。

見方や考え方を変えれば、大きな可能性が眠っていることに気づくはずです。

業界研究をする方法(18)
  • 大企業・人気企業・公務員以外の選択肢にも、目を向ける。
古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。

業界研究をする30の方法

  1. 企業研究の前に、業界研究。
  2. 業界研究・企業研究に欠かせない、10の情報源。
  3. 業界地図と業界本の違いとは。
  4. 業界研究は、筆記試験や面接の対策でもある。
  5. 情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。
  6. どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。
  7. 偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。
  8. 大切なのは、その業界と一生付き合っていく覚悟。
  9. ニュースの確認も、業界研究の1つ。
  10. やりがいのある仕事を他人に聞くのは、ナンセンス。
  11. 最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。
  12. やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。
  13. やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。
  14. 知らない用語に出会っても、放置しない。
  15. 関連業界を見落としていませんか。
  16. 初任給より重要なのは、昇給率。
  17. 業界の平均年収に、惑わされるな。
  18. 安定だけが、就職ではない。
  19. 古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。
  20. 希望の職種が複数あって迷うときの対処。
  21. 職種を志望しても、就職できると限らないのが、就職活動の難しさ。
  22. 憧れは、就職してしまえば、冷める覚悟をしておく。
  23. 「できるはずがない」ではなく「できるかもしれない」と考える。
  24. 進路が決まっていなくても、就職情報サイトに登録すべきか。
  25. 口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。
  26. 汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。
  27. 余裕があれば、興味のない業界も見ておきたい。
  28. 国内にいながら、海外の求人情報を集める方法。
  29. 希望する業界や業種に確信が持てなくなったときの対処。
  30. 志望業界が複数あって、情報収集の余裕がない。
    どう攻略するか。

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