業界地図と業界本。
どちらも「業界」というキーワードが含まれているため、似ているように思えますが、内容は違います。
業界地図とは、世界地図のように、あらゆる業界を一目でわかる形にした本のことです。
情報の特徴は「広く浅く」です。
各業界の現在の事情・販売シェア・今後の動向予想など、全体像を眺める場合に適しています。
業界本とは、その業界の詳しい事情を説明した本のことです。
1冊につき、1業界の内容になっているのが特徴です。
情報の特徴は「狭く深く」です。
業界地図と重なる内容もありますが、業界本は、さらに深く細かい内容が書かれています。
具体的な仕事内容・仕事で必要な能力・最新情報など、その業界に特化した専門内容です。
また、専門家による業界の現状や展望などが盛り込まれているのも特徴です。
興味のある業界をさらに深く知りたい場合は、業界本が適しています。
業界地図で就職したい業界を絞り込んだ後、業界本でさらに深く確認するのが、効率のよい順番です。