「就職活動には、○○新聞」
ときどきそんな広告を見かけることがあります。
大手新聞社から発行されている新聞があります。
就職活動には、経済系の新聞がよいといわれています。
経済活動の詳細が書かれているほうが、株や社会活動の詳細な動きがわかりやすくなります。
詳細まで書かれていたほうが、就職活動でも有利と思うものです。
しかし、ここに注意です。
いくら詳細に書かれていても「読みにくい」と感じるのでは、頭に入ってきません。
細い説明が、かえって苦手と感じる人もいるでしょう。
読みにくい新聞を読むのでは、楽しめるニュースも楽しめなくなります。
もっと大切な選択基準があります。
「自分に合っている」と感じているという基準です。
大手新聞社の新聞を比較して「自分に合っている」と感じている新聞を選びましょう。
新聞ごとに、書き方や文字の大きさなどが、若干異なります。
主要な社会の出来事を知る程度なら、どの新聞を読んでも大差ありません。
「できるだけ詳しく知っていたほうがいい」と思いますが、就職活動では、大まかな経済活動が把握できれば十分です。
詳しく知っていたほうがいいと思いますが、そもそも面接で、それほど細かな経済事情を突っ込まれることはまれです。
新聞や書籍など、出版関連の企業への就職でないかぎり、普通は細かな経済事情を突っ込まれることはないはずです。
自分に合った新聞は「読みたい」と思うようになるため、結果として効率がよくなるのです。
もちろん「自分に合っている」と感じている新聞なら、複数を購読するのもいいでしょう。
場合によっては、新聞ではなく、インターネットでもかまいません。
媒体にこだわると、かえって不便が生じて、就職活動の足かせになります。
「自分に合っている」と思うから「読みたい」と思います。
「読みたい」と思うから、長続きして、有意義な情報収集の時間が楽しめるのです。