アルバイトと同じ感覚で、正社員になるのは、注意が必要です。
「正社員のイメージは、アルバイトと同じではないか」
そう思うかもしれませんが、やはり違いはあると考えるのが妥当でしょう。
正社員とアルバイトには、いくつかの点に違いがあります。
最初に挙げられる違いと言えば、収入や安定などですが、それだけではありません。
仕事の内容や働き方にも、違いが見られます。
アルバイトは、非正規雇用であるため、単純かつ責任の軽い仕事が多くなる特徴があります。
一方、正社員は、正規雇用であるため、複雑かつ責任の重い仕事が多くなる特徴があります。
もちろん要求される仕事の難易度も高い分だけ、精神的ストレスにも違いが生まれます。
アルバイトと正社員の働き方は、やはり異なると考えたほうがいいでしょう。
本や雑誌などで、正社員のイメージを膨らませることはできますが、やはり想像でしかありません。
正社員のイメージが湧きにくいときに活用したい制度があります。
インターンシップです。
インターンシップとは、学生が一定期間、企業内で仕事を体験する制度です。
やはり正社員としての仕事のイメージは、実際に企業の中に入って、職場体験をするのが一番です。
もちろん任される仕事はさまざまですが、正社員として働くイメージが、より具体的になるはずです。
職場体験をすることで、企業がどんな人材を求めているのか、わかりやすくなるメリットもあります。
体験が中心であるため、給与が支払われない場合が大半ですが、就職活動における貴重な経験になるでしょう。
インターンシップは、必須ではなく任意です。
余裕があれば、ぜひ体験してみることをおすすめします。