OB・OG訪問や企業説明会では、確認したいポイントがあります。
社員が生き生きしているかどうかです。
OB・OG訪問や企業説明会では、露骨な質問を聞きにくいものです。
「経営状況は大丈夫ですか」
「ひどい待遇を受けていませんか」
こうした疑問があっても、社内の事情は聞きにくい。
露骨な質問は印象が悪いですし、選考に影響する不安もあります。
たとえ聞けたとしても、社員が本音を語るとは限りません。
先輩は企業のブランドイメージが下がるのを恐れ、当たり障りのない言葉を返すでしょう。
うまく聞けないように思えますが、実はわかるのです。
どこでわかるのかというと、社員の雰囲気です。
たとえば、社内が快適だったり、仕事が充実していたりすれば、やはり社員も生き生きしています。
心の中で思っていることは、表情や態度に自然と表れるものです。
活気があふれて勢いのある様子が、他人から見てもわかります。
一方、社内の雰囲気が悪かったり、仕事がつまらなかったりすると、やはり社員も元気がない。
表情が暗かったり、疲れている様子だったりなど、暗い雰囲気が漂うのです。
社員の雰囲気は、最も正直な本音です。
先輩の話だけでなく、雰囲気にも注意を向けましょう。
その企業で働けて幸せかどうかは、社員の雰囲気でわかります。
社員の雰囲気を見ることで、間接的に社内の事情を知ることができるのです。