就職活動でよく話題になるのが、結婚の有利・不利です。
独身者と既婚者のうち、就職に有利なのはどちらか。
結論から言えば、企業によります。
それぞれに強みがあり、企業によって評価が異なるからです。
独身者の強みは、自由です。
配偶者や子どもがまだいないため、束縛がありません。
残業や休日出勤があれば、束縛のない独身者のほうが依頼しやすいはずです。
企業にとって、そうした人材を求めているなら、独身者のほうが有利です。
一方、既婚者の強みは、責任感です。
結婚しているからこそ、家族のために働く責任感が強い。
責任のある仕事は、責任感の強い既婚者に任せたほうが、きちんと対応してくれるでしょう。
また既婚者は、結婚している責任感から仕事を簡単に辞めにくい傾向があります。
企業にとって、そうした人材を求めているなら、既婚者のほうが有利です。
したがって、一概には言えないのです。
「頼りになる」という点では、どちらも同じです。
あなたが心がけるべきことは、ただ1つ。
気にしないのが一番です。
気にしたところで、あなたがすることはありません。
また面接で聞かれても、正直に答えるだけです。
評価は、企業の判断に委ねればいいことです。
企業による評価は気にせず、自分らしい就職活動に全力を注ぐことに集中しましょう。